取り組み・事業

【開催報告】2023年度「地方共創プログラム ~地方に学び、自分を知る~」現地フィールドワークを実施しました。

活動報告2023.09.07

社会連携教育センターでは、2023年6月より「地方共創プログラム ~地方に学び、自分を知る~」を実施しています。
本プログラムは、本学の学生が文献やインターネットによる事前調査、現地でのフィールドワーク、オンラインを活用した地方自治体や地域事業者へのインタビュー等を通して、その地域の魅力と課題の双方を知り、「共に」地域社会を「創る」ことを目的としています。
 
2023年度は、本学初代総理(現在の総長)の梅謙次郎の出身地である島根県松江市を対象地域とし、
自治体から提示された以下のテーマに対して、地域活性化の貢献につながる実現可能なプランの企画・提案に取り組んでいます。
 
<テーマ>
①ジオパークを活用した持続可能な社会の実現とSDGs推進
②玉湯町の魅力(ヒト・モノ・コト)探求プロジェクト
③職人商店街の魅力発信
 
 
6月に事前レクチャー・全体ワークショップを行い、その後は個人・グループワークを経て、8月9日(水)~11日(金)に現地フィールドワークを実施しました。学生はテーマごとの3つのグループに分かれ、事前に検討した計画書に基づき、市内の施設や事業者の方々を訪問し、インタビューを行いました。
訪問先の皆様は、学生の質問に丁寧に答えてくださるのみならず、調査を後押しするような温かいコメントや体験を提供してくださり、学生もその期待に応えるべく、熱心にメモを取りながらインタビューを行う様子が印象的でした。
 
また、フィールドワークには、島根大学と島根県立大学の学生がサポートメンバーとして参加してくれたことにより、学生同士の交流が生まれ、情報交換も活発に行われました。
 
直接現地を訪れ、見聞きすることで、地域の魅力や課題を新たに発見するとともに、そこで生活する方々との交流を通し、地域への理解を深める貴重な機会となりました。
 
今後、学生はフィールドワークで得たことをもとにプランを練り、地元事業者等へのオンラインでのインタビューを経て、10月上旬に中間発表会、12月上旬に最終発表会を予定しています。

松江市担当者との顔合わせの様子
松江市の上定市長からお話を伺う
出雲国ジオガイドの方からお話を伺う
玉造アートボックス様訪問の様子
山本漆器店様訪問の様子
集合写真