TOP > 概要

TOPICS

 少子化が進む中で18歳人口は減少し、約120万人で推移しています。大学はほぼ全入時代を迎えました。大学は入学者を選ぶ側から選ばれる側に変わりつつあるのです。そして、世界は急速にグローバル化しています。大学は、国際競争力を高め、国際通用性を備えることが強く求められています。このように大学を取り巻く環境が大きく変化する中で、大学はグローバル化した社会を生き抜く力をもった人材を育成しなければなりません。多様な価値観をもった人たちと交流する力が求められているわけです。

 法政大学は、これまで「自由と進歩」の建学の精神に基づき、自立型人材の育成などを教育理念に掲げながら、教学改革に精力的に取り組んできました。本学が掲げる教育理念に基づくディプロマ・ポリシーやカリキュラム・ポリシーにしたがい、授与する学位に相応しい教育成果を学生に修得させることが重要です。学生自らが選びとった専門性を確実に身につけるためには、幅広い教養が必要不可欠です。例えば、自然科学系の学問を究めるにも、人文科学系・社会科学系の素養が求められるのです。

 専門と教養の双方がバランスを維持しつつ、学部教育の内容が豊かになり、その質が向上するよう努力を続けなければなりません。法政大学は、各学部の進めている教育改革への情報提供と学士課程教育の再構築の取り組みをサポートする全学的な企画・調整・支援する組織として、教育開発支援機構を設置しました。機構の中に、教員による授業改善の組織的取組みをサポートするFD推進センター、キャンパスの教養教育全体の基本理念・目的や共通カリキュラムの開発支援をおこなう市ヶ谷リベラルアーツセンター、小金井リベラルアーツセンター、そして単位の実質化という観点から学生の主体的学習を支援する学習環境支援センターという4つのセンターが設置されています。

 本機構は、全学に共通する課題─学部の狭い専門を超えた幅広い学びのあり方の探求、具体的成果を実感できる効果的な授業の創造、学生の主体的な学習支援─へ取り組むだけでなく、各種のプロジェクトチームを発足させて、多種多様な具体的・個別的課題にも取組んでいます。

教育開発支援機構長 文学部教授 中釜 浩一
ページの一番上へ