清水亮、橋本勝 編著 ナカニシヤ出版 2012年2月
本著は2009年に出版された「学生と変える大学教育-FDを楽しむという発想」の続編である。大学教育は、教員が一方的に行うものではなく、「学生・職員と創る」ものに他ならないという立場から、16名の大学の先生方の具体的体験事例を、4つのテーマ、学生力を伸ばす大学のプログラム、学生力を伸ばす学生主体型授業、学生・職員と創る大学教育、学生参画と教職協働、に分け紹介している。クリッカー、e-learningなど先端的なICTを活用した事例も紹介されており、大学における最新のFD、SD活動の現状が把握できる書である。