学生アシスタントを行う上での留意事項
1.業務内容
- (1)複数の種類があることについて
○授業の規模(受講者300人以上かどうか)で、制度は別になっている。
○主たる業務は変わらない。
※教室が大きい授業(受講者が300人以上)には、担当教員から複数の学生アシスタントの希望があった場合、2名の学生アシスタントを採用しておりますので、ご了承ください。
- (2)種類ごとの主な業務内容
○大規模授業では、配布・回収が主な業務
○少人数授業では、配布回収の他、教員の要望によるもの
○基本的な業務
・授業用資料の配布、回収
・出欠確認用資料の配布、回収
・回収物の整理
・授業用機器の運搬、操作
※ただし、学生が触れない機器もあるので、現場での指示を優先すること。
・資料の作成補助、印刷
- (3)授業の資料の印刷に関して
市ヶ谷・多摩キャンパスでは、受講者200人以上の場合は業者委託もできる。ただし原稿提出締め切りが早いので、アシスタントに依頼する場合も想定される。
- (4)業務時間について
○原則…授業時間と前後で2時間以内
○授業以外の時間に振り替えて業務を行う場合→教員・学生双方の合意で可能
(教員への周知文書から)
授業とは別の時間帯で作業をさせる場合
アシスタントの学生と先生方で合意が得られれば、授業の時間に替えて別の時間帯で業務をさせることも可能です。その際は以下の点にご留意ください。
・1回の授業に替えて90分~2時間で業務時間を組んでください(アシスタントには1回の授業につき2時間分の手当を保証しているため)。なお、2時間を超えないようにしてください(ただし授業2回分に振り替えて4時間で業務時間を設定することはできます)。また、1時間×2回で1回の授
業と振り替えることも可とします。
・あくまで「振替」ですので、授業回数分×2時間を超えて業務時間を設定することはできません。
・学生が、どうしても時間いっぱいまで作業につけないと申し出た場合は、手当を減額しますので業務時間の短縮を認めてあげてください。
・振り替えた業務時間の記録を「勤務表」に、学生に書かせてください。→「勤務表」見本参照
- (5)報告書の提出(必須事項)
書式等は期末に別途指示する。
2.業務上の注意事項
- (1)業務の具体的指示 担当教員による。
- (2)授業中の待機場所
教室内での待機を原則とする(ただし、担当教員の指示を優先)。
また解散(終了)は担当教員の指示による(毎時限、確認のこと)。
- (3) 業務範囲外としていること(教員にも周知済み)
・成績評価に直接かかわる業務(例:採点など)
・個人情報の持ち出し(例:名簿を学外へ持ち出して複製・加工する)
・教員個人の研究の手伝い
・受講している学生個人への直接の注意(私語への注意など)
- (4) 禁止事項
・業務の孫請け…頼まれた業務について、他人に手伝いを依頼することは、手当支払いのルール上、禁止とする。
・情報の漏洩…アシスタントの業務上知り得た個人情報や授業関連の事項は、他人に漏らしてはならない。
・資料の横流し…授業で使った(作った)資料を、教員の許可なく第3者に提供してはならない。出席カードの不正配付などは厳禁。
≪情報の流出元とならぬように注意≫
ブログなどにアシスタント業務のことを書くと、自覚しないうちに不正な行為となる場合があります。授業にも様々な形で著作権が存在し、当人の許可なくこれを発表すれば違法行為になることもあります。また直接違法でなくとも、個人が特定されるようなことを発信した場合、道義的責任
を問われることに発展しかねません。
授業の内容は機密事項ではありませんが、特に不特定多数に向けて情報を発信すると「針小棒大」に拡大され、事故・事件の原因となることもありますので、十分注意しましょう。
・その他、授業の障害となる事項…おしゃべりや騒音を発生させるなどは論外。目に余る場合は途中での契約解除もあり得る。
3.第1回目の集合時間・場所
原則は当該授業の教室で、授業開始10分前。
教員から事務局に変更の連絡があったものは、ここで伝達する。
※教員から指名を受けている場合(推薦ではない)は、変更の可能性があるので、前日までに確認することが望ましい。
4.担当授業の教員との連絡
学生アシスタントのメールアドレスを教員に伝えてあるので、教員から直接連絡が入る可能性もある。もらったら必ず返信を。
第1回の授業時に、教員への直接連絡方法(メールアドレス、携帯電話番号、研究室電話番号など)につい て、教えてもらえるものがあるか確認を。
※アドレス変更の場合は事務局へ報告すること。
5.欠勤に関して
どの授業も代わりが居ないため、欠勤は原則不可。
病気など、やむを得ない場合は、できるだけ早く担当教員と事務局へ申し出ること。
※毎週、担当授業がある前日に、事務局から「確認メール」が届く(返信不要)。
なお、予定が前から分かっている場合は、事前に授業などで教員に相談すること。ただし、あまり休みが多いと契約を途中で解除する場合もあり得る。
6.休講に関して
教員が休みにする場合=休講については、事前に報告してくれるよう依頼しているが、やむなく急に休講となる場合も有り得る。事務局で判り次第、登録したメールアドレスに連絡する。
なお、休講に関しては業務が発生しないため、無給となる。
7.困った時は
アシスタントの業務上、何か不都合なことがあったら、まず担当の教員に相談を。
教員に相談できない事柄であれば、事務局へ。いずれの場合も、記録が後で重要な意味を持つ場合があるので「いつ」「どこで」「誰が」を記録しておくことが望ましい。
法政大学学生アシスタント係:
市ヶ谷キャンパス 富士見坂校舎1F 富士見坂教授室内
(03)3264-9886 (授業実施期間のみ)